このところ、黄色に注目しています。
絵の具の混色では、減法混色といって
混ぜるごとに暗くなっていく性質が
あるため、赤と青の(濃い色同志の)
混色には繊細な配慮が必要ですが、
黄色は3原色のなかで唯一明るい
性質のため、赤や青と気軽に混ぜて
豊かな色幅を生み出し易い、貴重な、
優れた存在と感じ直しています。
しかし、「好きな色は?」と聞かれて
黄色と答える人は、私を始め、日本人
には少ないのではないでしょうか。
先日、ここ数年輸入されるようになった
ドイツの水彩絵の具のメーカーの
絵の具を調べていたら、黄色の数が
やたらと多いのに驚きました。
キムチの本場の韓国では、味の異なる
数種類のトウガラシを認識していると
聞きます。同様に、黄色についても
地域性があるのか気になっています。
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